【スプリンターズS】展開から浮上するのはこの馬だ
「スプリンターズS・G1」(29日、中山) 先手を主張するのはピューロマジックとビクターザウィナーの2頭。昨年の1、2着馬であるママコチャとマッドクールが先団を形成して、ナムラクレアとサトノレーヴもこれらをマークする位置取り。有力馬が前に固まって前半から速いラップを刻むことは間違いなく、天候次第では馬場悪化の可能性も。近年は内枠、先行有利の傾向が強かったが、今年は末脚自慢の後方勢にもVのチャンスが回ってきそうだ。 そこで浮上するのが得意の右回りでさらなる上昇を見込むトウシンマカオ。待望のG1初制覇へ機は熟した。大穴ならオオバンブルマイと香港のムゲン。ともに時計のかかる馬場は歓迎だ。急坂で逆転を狙う。