メンバー選考に悩むサウスゲート監督「まだ話し合っているところ」ユーロ本大会行きを掴むのは誰だ
イングランド代表のギャレス・サウスゲート監督が、現地時間6月14日より開催されるUEFA EURO 2024(ユーロ2024)に向けた代表選考の難しさについて語った。イギリス『Sky Sports』電子版が伝えている。 【動画】ボスニア・ヘルツェゴビナ代表戦後、サポーターに拍手を送るケインやグリーリッシュ イングランドサッカー協会(FA)は、ユーロ2024に向けてイングランド代表候補メンバーの33人を発表。ハリー・ケインやジュード・べリンガムら中心選手が順当に選出された他、アダム・ウォートンやカーティス・ジョーンズ、ジャラッド・ブランスウェイトなど若手選手も抜擢されている。 同3日、イングランド代表はユーロ2024本大会前の調整として、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表との国際親善試合に臨み、3-0と快勝。その試合後のインタビューで、サウスゲート監督は本大会に臨むメンバー選考に頭を悩ませていることを明かした。 「(最終的なメンバー構成については)まだ話し合っているところだ。選手にとってこの決定は大きな意味を持つことは理解している。公正で正しい判断をするために関わるスタッフに敬意を払っている。もちろん決定は主観的なものになるし、あらゆるポジションでバランスを取らねばならない」 「ただ最高の選手を選ぶのではなく、ポジションの観点も考慮しなければならない。悪いパフォーマンスより、考えさせられるパフォーマンスを見たい。その点で個人的に満足できることがたくさんあったよ」 続けてサウスゲート監督は、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表との試合を「相手は粘り強く、決意を持ったプレーをしたので、試合のテンポが上がった。いいトレーニングになり、我々も我慢する必要があった」と振り返った。またスタメン出場を飾ったコール・パーマーとエベレチ・エゼについて「どちらもとても良く、自由にプレーをしていた。エゼは相手を抜く素晴らしい動きとパワーを持っている」と言及した。 イングランド代表は、7日にアイスランド代表との国際親善試合が控えており、翌8日にユーロ本大会の最終26名のメンバーが発表される見込みだ。グループCに組み込まれたイングランド代表は、セルビア代表、デンマーク代表、スロベニア代表と決勝トーナメント進出をかけて戦う。
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