手足口病は警報続く、新型コロナは減少傾向

県は、9月29日までの1週間に報告があった県内の感染症の感染者数を発表。先週に続き『手足口病』の感染者数が増加していて、引き続き注意を呼びかけています。 県は、9月29日までの1週間に各医療機関から報告があった、新型コロナなどの感染者数の1医療機関あたりの平均をまとめました。 『新型コロナ』は4.76で、前の週の6.67を下回りました。報告をまとめている地域振興局別にみると、新津(新潟地域振興局管内の五泉市・阿賀町)が8.33で先週に引き続き、県内で最も多くなっています。 一方、増加傾向が続いているのが『手足口病』です。前週8.36でしたが今週は10.09と、ついに2桁となりました。県は、国の終息基準の2を下回るまで警報を継続しています。 『手足口病』の多くは軽症で済みますが、発症後に髄膜炎・小脳失調症などの合併症などを併発することもあり、県は手洗いの徹底やタオルは共有しないこと、おむつの処理の際の注意を呼び掛けています。