ライブで解散発表をしたアイドルグループ「でんぱ組.inc」

　アイドルグループ「でんぱ組.inc」が20日、グループの公式サイトやXで「2025にエンディングを迎え、16年にわたる歴史に幕を閉じます」とグループの活動を終了することを発表した。また、公式サイトにはメンバーのコメントも掲載した。 【写真】最上もが、夢眠ねむらが在籍した頃のでんぱ組.inc（2014年撮影） 　グループの今後の活動やメンバーそれぞれの未来についてメンバーらで話し合った結果、2025年頭に「でんぱ組.incとしてのエンディング」を迎えることを決断したとした。また24年10月8日の「でんぱの日」に豊洲PITで行われる公演を皮切りに、全国ツアーを行い2025年頭のラストライブをもって「活動のエンディングを飾ります」としている。 　メンバーたちもそれぞれ公式サイトにコメントを寄せた。古川未鈴は「目標を全部達成できたと言ったら嘘になりますが16年走り切れたこと、全ての方に感謝したいです」と感謝を記した。 　相沢梨紗は「奇跡みたいな私とみんなの物語にも、最終回があったんだなって気持ち」と心境を記しつつ「みんなと見つけた美しい景色や、かけがえのない時間の全てが、私の命の糧になっています。でんぱ組.incであることが私の誇り」と振り返った。 　藤咲彩音は「本当は身体が朽ちるまで、でんぱ組.incで居たかった」と本音を記し、鹿目凛は「でんぱ組.incメンバーを、アイドルを卒業して夢だったタレント活動の道に進んで行こうと決めました」と今後の進む道を明かした。 　天沢璃人は「生きてきた中で、自分のもっとも深い“わたし”の部分とふれあえた最高でリアルな4年間でした」とし「なたの記憶の中にでんぱ組.incの天沢璃人が、存在できてこの上なく幸せです」と伝えた。 　小鳩りあは「今後もみなさまの中で萌えが生き続けることを願いながらエンディングまで私の役目を全うさせていただきます」と活動終了するまで全力で役目を全うすることを誓い、高咲陽菜は「この選択を自分自身で後悔のないものに変えていく覚悟を持って、この先の未来を生きていきたい。でんぱ組.incは本当に私の人生を大きく変えてくれました」とコメントした。