YOSHIKI、アメリカ大型ハリケーン被災地復興支援で10万ドル寄付
YOSHIKI(X JAPAN)が現地時間10月15日にアメリカで大きな爪痕を残した大型ハリケーンのヘリーン、ミルトンの被災地復興支援のため、10万ドル(約1500万円)を寄付した。 【写真】10月8日に首の手術を受けたあとのYOSHIKI YOSHIKIは「自分1人の行動は小さなものかもしれませんが、この行動を通じて、支援の輪が広がっていくことを願っています。」とコメント。寄付はYOSHIKIの運営する米国非営利公益法人「YOSHIKI FOUNDATION AMERICA」と、グラミー賞を主催するレコーディングアカデミーのチャリティ財団「MusiCares(C)」を通じて行われた。 YOSHIKIはこれまで地震などの災害による被災地支援を行っており、1995年の阪神淡路大震災では被災地の小中学校にピアノを寄贈。2009年には中国・四川大震災の被災地に楽器と音楽室を寄贈し、震災孤児となった子供たちをX JAPANのコンサートに招待した。また2011年の東日本大震災においては継続的な支援を実施し、自身のクリスタルピアノをオークションにかけた収益金など1300万円以上を寄付したほか、2015年にはX JAPANの震災復興ライブの収益金2800万円以上、2016年にはドラムセットをオークションにかけた収益金600万円以上を寄付した。 また2019年には台風15号で被害を受けた地元千葉に赴き、現地でボランティア活動を行った。今年1月には能登半島地震の被災地支援のために1000万円を寄付し、愛用していたクリスタルピアノをチャリティオークションに出品し、落札金額4000万円を含む合計5000万円を日本赤十字社に全額寄付。最近では4月に発生した台湾地震の被災者支援で台湾赤十字組織(中華民国紅十字会)に1000万円を寄付した。 このほかメンタルヘルスに問題を抱える音楽関係者を支援するための寄付や、新型コロナウイルスのパンデミックによる影響を受けた音楽業界関係者を支援するための寄付などを行っているYOSHIKI。2019年にフォーブス誌が選ぶ「アジアの慈善家トップ30」に選出され、2021年に日本政府から国立国際医療研究センターへの支援を含む活動に対して紺綬褒章が授与された。なおYOSHIKIは先日、3度目となる首の手術を受けたばかり。体調回復を優先させるための安静期間に入っている。