現金1500万円手渡した翌日にも「もう少し…」80代女性が甥を名乗る男らから計1700万円騙し取られる
岐阜市に住む80代の女性が甥を名乗る男らから「会社の書類や財布が盗まれた」などと嘘の電話を受け、計1700万円をだまし取られました。 警察によりますと、2月21日、岐阜市に住む80代の女性のもとに甥を名乗る男から「喫茶店で会社の大事な書類、財布などが盗まれた。何とかならないか」と電話がありました。 その後、甥の上司を名乗る男から「私の息子がお金を取りに行く」と電話があり、女性は自宅の近くで上司の息子を名乗る男に家にあった現金1500万円を手渡しました。 さらに翌日、再び甥を名乗る男から「もう少し何とかならないか。キャッシュカードはないか」と電話があり、自宅の近くに現れた会社の関係者を名乗る男にキャッシュカードを手渡しました。 女性の口座からは4回にわたって200万円が引き落とされていたということです。 不審に思った女性が甥の母親である妹に相談したところ、騙されていたことが分かり、2人で警察に出頭したことで事件が発覚しました。 現金を受け取りに来た男は20代前半位で身長は175cmから180cmほど、パーマ風の髪型で上下黒の服を着ていて、キャッシュカードを受け取りに来た男は20代後半位で身長は170cmほどの中肉中背だったということで、警察は特殊詐欺事件として捜査しています。