再始動の”ホーバスジャパン”、モンゴルに快勝 代表復帰の西田優大がチーム最多の21得点【バスケアジア杯予選】
バスケットボール男子日本代表(世界ランク21位)は21日、宇都宮市の日環アリーナ栃木で2025年アジア・カップ予選C組でモンゴル代表(同108位)に93―75で快勝。代表復帰した西田優大(三河)が3点シュート7本を沈め、チーム最多の21得点。11リバウンドも記録して「ダブルダブル」を達成した。 パリ五輪後の初戦となった”ホーバスジャパン”は比江島慎(宇都宮)、富樫勇樹(千葉J)ら経験者を中心に先発起用。今回主将を務める比江島が3点シュートで先制、今年の1月末に日本国籍を取得したアレックス・カーク(琉球)へのアシストも決めてチームをけん引。選手を大幅に入れ替えた後、モンゴルに連続得点を許して22―22で第1クオーター(Q)を終えた。 第2Qには比江島のドライブから吉井裕鷹(三遠)へキックアウト、最後は西田が3点シュートを沈めるなど得点を重ねて前半を47―36で折り返した。後半は日本がペースを握る展開が続き、第4Qは西田が約4分間で5本の3点シュートを決めて存在感を発揮。チームはそのまま逃げ切って、アジア・カップ予選で3連勝を飾った。
中日スポーツ