生まれ変わったら宇宙飛行士になりたい… “国会のキーマン”国民民主・玉木雄一郎代表が「子ども向けインタビュー」で見せた素顔
生まれ変わったら宇宙飛行士になりたい
子どものころから星や宇宙が好きだったから、生まれ変わったら宇宙飛行士になりたいですね。昔調べたら、裸眼でなくてはだめと書いてあって、私は視力が低いから、「ああ、ダメだ」とあきらめたのですが、今なら視力は、「矯正視力」でもよいようです。 そんな子どものころの夢もあって、今は宇宙の目をもった政治家になりたいと思っています。宇宙から見たら、地球には国境はないんですよ。国境線というのは人間が引いて、それを引いたことによって争いが起きています。国境なき世界、平和な世界にしたいですね。 政治家になったことに後悔はありませんが、2005年に出馬した最初の選挙で落選してしまったため、家計的に苦しい中、子どもを育てながら活動していたころはしんどかったですね。子どもは、それまでは東京に住んでいたのですが、私が選挙に出るために、私の生まれた香川に転居しました。だから、子どもは、私が生まれ育った香川で小学生、中学生時代を過ごしました。 そして、子どもが成長して多感なころに、私は国会議員になったから、子どもと接する時間は、あまりとれませんでした。子どもは、私がしていることをテレビを通して見たりして、今は理解してくれているけれど、小学生のころは、複雑な思いだったに違いありません。子どもが小さな頃に一緒に遊べなかったことは、後悔していることの一つです。 *** この記事の後編では、引き続き『僕たちはまだ、総理大臣のことを何も知らない。』(Gakken)より、今回の衆院選で躍進した「立憲民主党」の党首・野田佳彦氏が子どもたちに語った「挫折体験」や「お金に汚いと思った政治家の名前」などを取り上げる。
【著者の紹介】 長谷部京子(はせべ・きょうこ) 東京都出身。青山学院大学卒。happier kids program主宰。リクルート社等を経て、経営者を育成する「大坂塾」に勤務しつつ、2012年、小・中・高校生の教室happier kids programをスタートする。自身の子育ての経験、我が子の中高時代の友人たちが、「ただいま!」と訪れてくれたことが教室の原点。学校、家庭以外の「心の居場所」になりたいと願い、教室を運営している。 デイリー新潮編集部
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