ウォーカー・ビューラー（2024年10月撮影）

　レッドソックスは28日（日本時間29日）、ドジャースからFAになったウォーカー・ビューラー投手（30）と1年契約を結んだと正式に発表した。MLB公式サイトによると年俸2105万ドル（約32億6000万円）。発表を受け、ドジャースの公式SNSは「ドジャーブルーでの素晴らしい7年間をありがとう。第163戦（18年のタイブレーカー）から2024年のワールドシリーズで試合を締めるまで、あなたの存在の大きさは忘れられません。ボストンで幸運を！」「オールスター2度、ワールドチャンピオン2度。ありがとう（背番号）21」と感謝のメッセージを送った。 【写真】「ありがとう21」ドジャースも感謝 　ビューラーは15年ドラフト1巡目（全体24位）でドジャースから指名され、17年にデビュー。19年に14勝4敗、防御率3・26を記録して最高勝率のタイトルを獲得し、オールスターに初選出された。22年8月に自身2度目のトミー・ジョン手術を受け、昨季は全休。今年5月に復帰して今季は16試合で1勝6敗、防御率5・38だった。ポストシーズンでは4試合に登板し、世界一を決めたヤンキースとのワールドシリーズ第5戦では7－6の9回に登板して試合を締めた。メジャー通算131試合で47勝22敗、防御率3・27。