岸田総理に関西人の反応「いいも悪いもなかったな」「聞いていただけじゃないですか、聞く力はあった」岸田総理が次の総裁選に不出馬表明
岸田文雄総理大臣は、14日の会見で、「自民党が変わることを示す、もっともわかりやすい最初の一歩は私が身を引くこと」と自ら次の自民党総裁選挙に出馬しないことを表明しました。 総理は、「我こそは、と思う人は積極的に手をあげてほしい。選ばれたのちはノーサイド。真のドリームチームを作ってほしい。」と話し、自らは「新たなリーダーを一兵卒として支える」としています。
◆関西人の反応は…
立候補見送りの話を受けて、大阪で話を聞きました。驚きとともに、不出馬に理解を示す声も多く聞かれました。 「仕方ない、政策などが受け入れられていない感じがした」(50代男性) 「聞いていただけじゃないですか、聞く力はあった」(男性) 「しんどかったんかな?揶揄されているものが多い。いいも悪いも特になかったな、めぐりあわせ、運が悪い感じはある」(夫婦) 「驚いたのと、中途半端で無責任じゃないのかなと思う、やめたら終わりって感じがする」(女性) 「妥当じゃないでしょうか。政治家はグレーはダメです。グレーの人も辞めていただきたい」(70代男性)
◆次の総理 岸田氏は6位
現職の総理大臣が総裁選挙に不出馬となりますと、総裁選の構図が大きく変わることになります。 最新のJNN世論調査では、9月の自民党総裁選挙で、岸田総理が「交代した方がいい」と答えた人は70%、「続投した方がいい」と答えた17%を大きく上回りました。 自民党のなかで「次の総理にふさわしい人」の回答は、1位は石破茂元幹事長、2位は小泉進次郎元環境大臣、3位は河野太郎デジタル大臣、4位は高市早苗経済安保大臣、5位は上川陽子外務大臣、岸田総理は6位でした。
◆菅前総理の不出馬受けた総裁選で勝利 岸田総理のあゆみ
岸田文雄氏は、2021年9月に当時の菅義偉総理が不出馬表明した後の総裁選で、河野太郎氏、高市早苗氏、野田聖子氏と競って勝利。 同年10月、第100代の内閣総理大臣に任命されると月内に衆議院を解散、総選挙に進みました。通算在職日数はきょうまで計1046日となっています。