元祖『ロックマン』の“生みの親”・北村玲氏がXアカウントを開設。グローバルなゲーム音楽レーベルと進行しているプロジェクトの情報を発信へ
カプコンで『ロックマン』の1・2作目におけるディレクターを務めた元ゲームプランナーの“A.K”こと北村玲/Akira Kitamura氏は3月8日(金)、自身のXアカウント(@ak_blueprints)の開設を伝えた。 北村氏は、1987年発売の初代『ロックマン』にてディレクションやゲームデザインを手がけた人物で、実質的な『ロックマン』シリーズの生みの親にあたる元ゲームプランナーだ。 カプコン在籍時には続編の『ロックマン2 Dr.ワイリーの謎』でもゲームデザインを手がけたほか、1991年には、元カプコンのメンバーらで設立された株式会社タケルの作品『ココロン』でもディレクションを担当している。 北村氏の自己紹介によると、今回のXアカウントはゲーム音楽レーベル「ブレイブウェーブプロダクション」や、同社の会長であるモハメド・タヘル氏と進めているプロジェクトに関連した発表のために使用されるという。 初投稿には『ロックマン』シリーズ関連の漫画作品を数多く手がけてきた漫画家・キャラクターデザイナーのありがひとし氏や、『ストリートファイター』シリーズのイラスト・キャラクターデザインで知られるあきまん氏、元カプコン所属で『ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!?』にも携わった作曲家の藤田晴美氏らが反応を示している。 なお、ブレイブウェーブプロダクションは、全20曲からなる最新アルバム「GIANTS 楽師の物語」を4月19日(金)に発売する予定。公式サイト上には、北村氏によるワイリーステージ開発時の振り返りと楽曲制作に関するメッセージがつづられている。 本アルバムには、『ロックマン2』の名曲である「Dr.WILY STAGE 1」や、『AZEL-パンツァードラグーンRPG-』のエンディング曲「其は聖なる御使いなりや」をもとにしたアレンジ楽曲のほか、立石孝氏や小林早織氏ら参加コンポーザーによる解説メモが含まれるようだ。 すでにBandcampやSpotify、Amazon Musicをはじめとした音楽配信・販売サービスでは先行予約の受付とレコード・CD盤の予約販売がスタートしているため、興味があればチェックしておくとよいだろう。
電ファミニコゲーマー:ヨシムネ
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