【中学硬式野球リトルシニア】エイジェックカップ第52回リトルシニア選手権大会・世田谷西リトルシニアが優勝
9月7日、8日に開催される『2nd エイジェックカップ中学硬式野球グランドチャンピオンシリーズ(以下、エイジェックカップ)』。中学硬式野球5団体のそれぞれの優勝チームには、本大会への出場権が与えられ、日本一を決める戦いが繰り広げられる。 【写真】佐倉リトルシニアに所属していた、中学時代のDeNA・度会隆輝 ここでは各リーグの決勝戦の模様をお届けする。第4回目は8月5日に開催された、リトルシニアの一戦を紹介する。 8月5日に、中学硬式野球リトルシニア『エイジェックカップ第52回リトルシニア選手権大会』が明治神宮野球場で行われた。決勝戦は中本牧リトルシニア(以下、中本牧) 対 世田谷西リトルシニア(以下、世田谷西)の一戦となり、世田谷西シニアが勝利した。 世田谷西の田島翔、中本牧の小林鉄三郎の両左腕の投げ合いで始まったが、3回表、死球と失策で世田谷西が無死二、三塁のチャンスをつくると、4番・窪倉司竜のセカンドゴロで送球が乱れ、2者が生還する。その後も四球と2つの暴投が重なり、計4点を先制した。 追い上げたい中本牧は、4回に無死一、二塁のチャンスをつくったところで、世田谷西はマウンドに右腕の渡辺英亜を送った。5番・山本玲輝の犠打で一死二、三塁とすると、6番・門間一颯のセカンドゴロで三塁走者が生還。続く小林がセンター前に弾き返し、2点を返した。 5回にも9番・廣田健吾、1番・河内景虎の連打で無死一、二塁をつくり、2番・小田倉優真の打席でダブルスチールを敢行するも、世田谷西の捕手・延末遵太が阻止して三塁タッチアウト。しかし、二死から3番・田中歩希がライト線へタイムリーを放ち、4対3の1点差に迫った。 7回、中本牧は先発の小林から背番号1の左腕・鈴木陽仁にスイッチ。先頭の9番・延末がレフトオーバーの二塁打を放ち、1番・島田晃輔のライトフライで三塁へ進むも、後続を二者連続三振に斬り、追加点を許さなかった。 しかし、7回を世田谷西の2番手・渡辺が3人で締め試合終了。世田谷西が4対3で逃げきり、昨年に続く連覇を達成した。優勝した世田谷西は、9月7日、8日に開かれる『2nd エイジェックカップ』に2年連続でリトルシニア代表として出場する。 各リーグの覇者が集う『エイジェックカップ』は、9月7日神姫バスキッピースタジアム、9月8日阪神甲子園球場(決勝)で、中学硬式野球リーグの垣根を越えた大会として2度目の開催を迎える。
中学硬式野球マガジンWEB