吉沢亮「本当に幸せ」俳優デビュー15年の節目に上海国際映画祭レッドカーペット&ワールドプレミア
俳優の吉沢亮が主演する映画「ぼくが生きている、ふたつの世界」(呉美保監督、9月20日公開)が第26回上海国際映画祭のコンペ部門に出品され、ワールドプレミア上映された。吉沢は22日までにレッドカーペットや記者会見に参加した。 吉沢が会見で「ニーハオ(你好)」と中国語であいさつすると、観客から歓声に包まれた。続けて「僕がアクター(俳優)を始めて15周年ということで、こうやってたくさんの方に、この中国という場所で、みなさんとお会いできて、こうやって温かく迎えていただいて、本当に幸せな日だなと、喜びをかみしめております」と語り、再び中国語で「シエイシエイ(謝謝)」と感謝を述べた。 「そこのみにて光輝く」の呉監督による9年ぶりの長編最新作。吉沢は耳のきこえない両親の元で育った息子・五十嵐大を演じた。「ものすごくチャレンジングな役ではあるなとは思いつつ、その演じている役の状況だったり、周りの環境はとても特殊ではあるんですけど、この作品で描いているのは、ものすごく普遍的な親子の関係というか、反抗期的なものであったり、でもその中に垣間見れる親子の愛みたいなことが、とても愛おしい」。22日に表彰式が行われ、受賞はしなかった。
報知新聞社