橋下徹氏、家宅捜索が入ったつばさの党めぐり「うちにも来ましたよ」と明かす
元大阪市長、元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(54)が13日、TBS系「ゴゴスマ」(月~金曜午後1時55分)に生出演。4月28日投開票の衆院東京15区補欠選挙で別陣営の街頭演説を妨害したとして、公選法違反(自由妨害)の疑いで、警視庁が家宅捜索を行った東京都千代田区にある政治団体「つばさの党」の事務所や黒川敦彦代表(45)や幹事長根本良輔元候補(29)について言及した。 黒川代表や根本元候補ら3人は補選期間中に他陣営の街頭演説に重ねるように拡声器などを使って大音量で主張を訴えた他、街宣車を車で追いかけて交通を妨げるなどして、選挙活動を妨害した疑いが持たれている。 橋下氏はつばさの党の行為をめぐり「言論についてはあくまで自由であったとしても、行動によって何か危険を伴うような行動をやったり相手を追いかけ回すような行動をやった場合には選挙運動ではやっちゃいけないことなんだよっていうことで、警察が入って、裁判所もしっかり有罪に持っていってもらいたい」と話した。 その上で「うちの事務所にもきましたよ。つばさの党」と告白。「僕が別の番組で摘発すべきだって言ったらすぐにきて。うちの事務所はいろんな人から批判の演説をよくされるんで、周りの人も慣れていてすぐに警察に連絡して、警察もきちっときてくれて道路使用許可をとっていないことを警告をしたら一応相手方のつばさの党の人たちは帰っていきましたから、ルールは守ろうという意思はあるのかなと思います」と述べた。 加えて「もし本気でやろうと思ったらうちの事務所に入ってくればいいんだけど、入るのは住居侵入になるという風に思って、やってこなかったりしながらこのつばさの党のメンバーも言い分があるかもわかんないけど、日本のルールではこのやり方ではダメだっていうことを認識してもらって、反省してもらった上で次から何かやるんだったらやってもらいたい」と語った。