【密着】カナダ・バンクーバー ブレイキンダンサーとして、シングルマザーとして奮闘する娘へ届ける家族の想い
桃子さんは6人きょうだいで、大家族に囲まれ賑やかに育った。人数が多いので両親からプレゼントをもらう習慣はなかったが、母はそれぞれの誕生日には好きな料理を作ってくれたそう。父は仕事で忙しい中でも子どもの面倒をよく見てくれたといい、口数は少ないが、子どもがやりたいと決めたことには反対せず、背中を押してくれる人だったという。 現地での娘の姿に、父・悦司さんは、「頑張ってるなって感じですね」と目を細める。実は、普段はきょうだい6人の間でも特に近況を報告し合うことはないそうで、兄で二男の耕平さんも妹がカナダに行ったことをSNSで知ったとか。だが、「連絡がないのは元気でやってる証拠。何かあれば連絡が来るだろうし、そのときには助けてあげようと思います」といい、今の暮らしぶりを見て安心する。
ブレイキンに子育てに、日々奮闘する娘へ家族からの届け物は―
バンクーバーに渡って13年。ブレイキンダンサーとして活躍しながら、シングルマザーとして子育てに日々奮闘する桃子さんへ、日本の家族からの届け物はダンス用のウエア一式。そこには、全員で集まることが滅多にない家族みんなからの寄せ書きも添えられていた。悦司さんからは「自主、自立、奮闘」、耕平さんからは「やりたいことを諦めず、今でもやり続けてる、そんな桃を応援してます!」というメッセージが。涙を浮かべながらそれぞれの想いを読んだ桃子さんは「自分の生き方を見て、こういう風に何かを感じてくれたりとか、応援してもらえてるのっていうのはうれしいですね」と感激する。そして「早速使います」と、新しいウエアを着てポーズを決めるのだった。 (読売テレビ「グッと!地球便」2024年10月27日放送)
読売テレビ「グッと!地球便」