日本の幸福度、51位に下落 若年層低く、国連団体調査
国連の関連団体がこのほど発表した2024年「世界幸福度報告書」で、日本の幸福度は前年よりも4ランク下がり、51位に下落した。日本の順位低下は4年ぶり。日本は若年層の幸福度が相対的に低く、青少年の生活満足度の向上が社会的な課題に浮上している。 24年報告書で公表した「世界幸福度ランキング」の対象は143カ国・地域。各国・地域のそれぞれ約千人に、生活満足度を0~10点の11段階で採点してもらい、直近3年間の結果を平均して得点とした。 幸福度首位は得点が7.741点のフィンランド。7年連続でトップを維持した。 一方、日本は6.060点と、引き続き先進7カ国(G7)では最低。