「庶民の食べ物という思いがあるので、安く…」タコの価格が高騰 街のたこ焼き店にも値上げの波
タコの高騰が止まらず、価格は高級魚のマグロを上回り、街のたこ焼き店は値上げを余儀なくされています。 【写真を見る】「庶民の食べ物という思いがあるので、安く…」タコの価格が高騰 街のたこ焼き店にも値上げの波 ふわふわの生地と、弾力のある歯ごたえが特徴の庶民の味 たこ焼き。 しかし主役のタコの価格が上がり続けています。 総務省によりますとタコの小売価格は、今年春から高騰し、今は100g 513円で、高級魚のマグロをおよそ20円上回りました。 輸入コストの上昇や海外でのタコの需要の高まりが主な要因です。 TAKOROCK 山田純平店長: 「タコ高いですけど大きめに切ってます。うちは」 山梨県笛吹市御坂町のたこ焼き店=タコロックです。 海外産よりうまみが強い北海道産のタコを大きくカットし、手間暇かけて焼き上げるたこ焼きが大人気ですが…。 TAKOROCK 山田純平店長: 「月に50㎏頼んでいるが、最初は5~6万円だったのが今は10万円近くなっている」 タコの仕入れ価格はオープンした4年前の2倍にまで上がっているのです。 ほかに油や小麦粉なども値上がりしたため、6個から10個入りのタコ焼きはそれぞれ100円の値上げを余儀なくされました。 TAKOROCK 山田純平店長: 「これ以上値段が上がるとたこ焼きの値段を上げざるを得ない。たこ焼きは庶民の食べ物という思いがあると思うので、安く、なるべく頑張っている」 値上げの波は庶民の味にも押し寄せています。
テレビ山梨