谷川浩司十七世名人、プロ入り49年目で通算1400勝達成!羽生善治九段、大山康晴十五世名人に続く史上3人目
将棋の第83期順位戦B級2組8回戦が1月15日に行われ、谷川浩司十七世名人(62)が郷田真隆九段(53)に勝利した。この結果、谷川十七世名人は、通算1400勝を達成。プロ入り49年目での大台到達となった。 【映像】谷川十七世名人が1400勝を飾った瞬間の表情 将棋界での歴代最多勝利数は、羽生善治九段(53)の1577勝で現在も更新中。2位は故・大山康晴十五世名人の1433勝で、谷川十七世名人は歴代3位で現役では2位の快記録だ。 谷川十七世名人は、1976年12月に史上2人目の中学生棋士として四段プロデビュー。1983年に当時最年少の21歳で名人を獲得した。タイトル通算27期は、歴代では5位の保持記録となる。棋戦優勝も22回を数えるレジェンド棋士で、2022年5月に「十七世名人」を襲位した。 この日は、順位戦B級2組8回戦で、タイトル戦でも対戦経験のある郷田九段と対戦。角換わりの一戦で切れ味の鋭い指し回しを見せ勝利し、プロ入り49年目で史上3人目となる1400勝を達成した。 なお、谷川十七世名人の今期の順位戦成績は4勝4敗に。上位進出を目指し、2月5日に行われるB級2組9回戦で鈴木大介九段(50)と対戦する。 (ABEMA/将棋チャンネルより)
ABEMA TIMES編集部