太田プロライブ『月笑』ゲストに四千頭身が登場、1位はサルベース
ジョウダンアオナナテンパイ(G1):冨ちゃんは本当にドラゴン好き?
冨山麗璃、勝呂祐介によるコンビ。ネタ中は「冨ちゃん」「勝呂くん」と呼び合い、ふたりの独特な仲のよさを押し出したネタが多いが、今回はあまり関係性を軸としない漫才だった。 「ドラゴンが好き」と切り出す冨山に、勝呂がドラゴンに関するやたら専門的なクイズを出題していく。その問題があまりにも専門的なところもおもしろいが、好きだと言ったわりに全然詳しくない冨山の回答が大喜利として絶妙すぎる。4月RONUD(G1)では2位(それもまた一興と同率)となったため、次回も引き続きG1として出演する。
それもまた一興(G1):450万円の借金の使い道
五十嵐遊楽、松岡仁によるコンビ。今回のネタは借金取り(松岡)が借金を回収するために五十嵐の家に怒鳴り込むところから始まる。五十嵐は松岡から450万円ものお金を借りている。それをずっと返さずにいるどころかまだ借りようとして、なぜかその金額は都度500円。 なんのためにお金を借りているかが序盤で明らかになるのだが、その使い道や考え方が変。ふたりの会話によってどんどん見え方が変化していくネタだった。4月RONUD(G1)では2位(ジョウダンアオナナテンパイと同率)となったため、次回も引き続きG1として出演する。
サルベース(G1):グループ学習が起こした奇跡の化学反応
松山弘樹、折田智久、ともやっぷによるトリオ。先生(折田)が担任するクラスでグループ学習を始めるコント。秀才の松山とヤンキーのともやっぷはそれぞれペアを組めずにいたが、流れでペアを組むことに。 松山の教え方のうまさと、ともやっぷの素直さが化学反応を起こし、感動の展開へ。4分間に凝縮された怒涛の展開に引き込まれる。教え方のうまさと素直さのそれぞれがあまりに的確に表現されすぎている。置いてけぼりになる先生が効果的な存在。4月RONUD(G1)で見事1位となり、月間チャンピオンに。
さすらいラビー(G1):ビジネスマンに感化されたかと思いきや…
宇野慎太郎、中田和伸によるコンビ。中田が大学の同級生と飲んだときの話をする漫才。最初は、中田がビジネスマンの同級生に感化されて、聞こえがいいようなうっとうしいような話を持ち込んでくる。ところが感化されたわけではないようで、だんだんとブチギレ漫才へ。 最初のほうの引っかかりから構造が変わっていく流れがあまりに自然すぎて引き込まれる。たしかによく聞くような話だなと思う共感ポイントと、さすらいラビーの叫びが相まって最高すぎる。4月RONUD(G1)では4位となったため、次回も引き続きG1として出演する。