女子7人制日本代表、東京の雪辱誓うパリへ…「これまでのサクラセブンズの中で、一番メダルに近い」
ラグビーの7人制女子日本代表候補が22日、埼玉・熊谷市内のグラウンドで合宿を公開。21年東京五輪代表の原わか花(東京山九フェニックス)が取材に応じ、チームとしてはすでに出場が決まっているパリ五輪(7月26日開幕)に向け「個人としてはまず、パリに出場することを1つの目標としてやっている。チームの目標としては、メダル獲得」と力強く語った。 前回東京大会は、最下位の12位。雪辱のパリへ向け、ワールドシリーズでは昨年5月のトゥールーズ大会で過去最高の5位、今月のシンガポール大会でも今季最高の6位に入るなど、地力をつけてきた。「これまでのサクラセブンズの中で、一番メダルに近いチームになってきている」と確かな手応えを明かす原。鈴木貴士ヘッドコーチも「着実に1年1年、やってこられた」とうなずいた。 パリに臨む「サクラセブンズ」は12人。立大2年の西亜利沙は、チーム最年少で五輪初出場を目指す。「全体で合宿ができる日も限られている。よく(鈴木)貴士さんが『一瞬一瞬を大切に』と大事に言われているので、1回の練習を大事にして、全力を出し切れるように頑張ります」と、チームの底上げを誓った。
報知新聞社