南城市長を強制わいせつ容疑で書類送検 元運転手の女性にセクハラ疑惑 沖縄県警 「厳重処分」の意見付き
古謝景春南城市長のセクハラ疑惑で、古謝市長の運転手を務めていた女性による被害申告に対して、沖縄県警は5日午前、古謝市長を強制わいせつ容疑で那覇地検に書類送致した。県警によると、起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。地検が今後、起訴するかどうかを判断する。 【写真】セクハラ疑惑について記者の質問に答える古謝景春南城市長
古謝市長は秘書を通して「これまで通り疑惑に関する内容を否認するとともに引き続き無実を証明していく」とコメントした。 元運転手の女性の被害申告が虚偽告訴だとする古謝市長の家族からの訴えについても書類送致した。起訴は求めなかった。 元運転手の女性は市と委託契約を結び、2022年8月から古謝市長の運転手を務めていた。その業務中に古謝市長から胸を触られたと訴えていた。女性は23年1月に県警に被害を申告し、県警が古謝市長や関係者への聴取などを進めてきた。 元運転手の女性は24年2月、市長と市に対して慰謝料などを求める民事訴訟を那覇地裁に起こした。
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