「2009年、兄が“菅田将暉”になった」こっちのけんと“人生が変わった瞬間”に迫る初のレギュラーラジオ番組スタート
アーティストの「こっちのけんと」がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「G-SHOCK presents THE MOMENT」(毎週金曜17:00~17:25)。さまざまなゲストをお迎えし、生まれてからこれまでの時間のなかで、人の心に刻まれている「人生が変わった瞬間」=“MOMENT”を探ります。 初回となる10月4日(金)の放送では、初のラジオレギュラーに懸ける思いや、自身の人生の転機などについて語りました。
◆念願だったラジオ番組を始動!
こっちのけんとによる初のレギュラーラジオ番組がスタートしました。こっちのけんとは楽曲制作や映像制作、デザインなどで活動するマルチクリエイター。2022年8月に初の配信シングル「Tiny」をリリース。同年12月に発表した楽曲「死ぬな!」がTikTokを中心に話題を集めています。 2024年5月リリースの楽曲「はいよろこんで」は、各バイラルチャートを席巻するヒット曲となり、YouTubeで公開されたMVは、8月3日に5,000万再生を突破。YouTubeチャートTOP100で1位にランクインしました。9月30日には、動画の視聴回数が1億回を突破しました。 念願の夢だったラジオ番組のスタートを喜ぶこっちのけんとは、「ラジオ初心者なので、温かい“耳”で聴いていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします」と挨拶。
◆“菅田将暉の弟”として過ごした思春期
「G-SHOCK presents THE MOMENT」は、こっちのけんとがゲストの人生を変えた瞬間(モーメント)、影響を受けた瞬間を切り取っていくトーク番組です。今回の放送は、初回ということもあり、自身のモーメントについて語りました。 1996年生まれ、大阪府出身・現在28歳のこっちのけんとの1つ目のモーメントは「2009年、兄が“菅田将暉”になった」です。 俳優・歌手の菅田将暉を兄に持つ、こっちのけんと。菅田将暉さんが「仮面ライダーW」(テレビ朝日系)で俳優デビューした2009年、こっちのけんとは13歳でした。それまでの兄との関係性について「父が仕事で忙しかったので、兄が僕と弟の面倒を見てくれていました」と話します。 菅田さんが大阪を離れ、俳優として活躍するようになったタイミングで、こっちのけんとは弟の世話を意識するようになったと言います。 「“俺、お兄ちゃんだったんだ”って思いました。“ちゃんと弟の面倒を見ないといけないんだ”って、兄としての意識が芽生えて、そこらへんからしっかりしなきゃ、っていう気持ちが出てきましたね」と振り返ります。 俳優として多忙な生活を送るようになった菅田さんは、年末年始ぐらいしか実家に帰ることが難しくなりました。 当時について「めっちゃ寂しかったですし、しかも弟は学校で泣いていたらしいです(笑)」と話すこっちのけんとは、悲しむ弟の姿を見て、兄としての自覚が強まったと言い、「慣れないながらも一緒に外で遊んだりゲームをやって、そこから弟とも仲良くなりましたね」と語りました。 また、兄弟離れて暮らすなかで、兄としてではなく“菅田将暉”として意識するようになったと明かすこっちのけんと。 「兄が帰ってきたとしても、俳優の人が家に下宿しにきたみたいな感じで(笑)。“ゆっくり家で休んでいってね”みたいな気持ちで料理を作ってみたりしていましたね」 2009年以降、こっちのけんとは“菅田将暉の弟”という意識を持ち、周囲に対して背伸びをして生きていくようになります。 時が経ち、もともと歌うことが好きだったこっちのけんとは、歌手を目指していました。そんな矢先、菅田さんの歌手デビューを知ります。 「“なんでやねん!”って思いました(笑)。そのときも嬉しいというよりかは、悔しいというか、複雑な気持ちになったことを今でも覚えています」と率直な思いを告白します。「兄が菅田将暉になったのは、ただの少年だった自分が芸能というものに興味を持ったモーメントですね」と話していました。 番組では他にも2つ目のモーメント「2017年と2018年にアカペラ大会で優勝」について語る場面もありました。 (TOKYO FM「G-SHOCK presents THE MOMENT」2024年10月4日(金)放送より)