日本の田舎町などが舞台の公道レーシング『JDM: Japanese Drift Master』本編の配信時期が2025年春に決定
日本の田舎町などが舞台の公道レーシング『JDM: Japanese Drift Master』本編の配信時期が2025年春に決定
日本の田舎町などを走るレーシング『JDM: Japanese Drift Master』の配信時期が2025年春に決定した。本作は無料のプロローグ版がすでに配信中だが、製品版の配信時期がついに決まった格好となる。ゲームはPC向けにSteam/Epic Gamesストア/GOGで配信される。 「Japanese Drift Master」画像・動画ギャラリー 『JDM: Japanese Drift Master』は日本の田舎町の公道を舞台にしたレーシングゲームだ。ポーランド産のゲームながらも、日本の田舎町を再現したグラフィックがSNSで話題を呼んでいた作品である。2024年夏には無料のプロローグ版(実質的な体験版)となる『JDM: Rise of the Scorpion』が配信されていた。プロローグ版ではマンガを使ったストーリー演出や、湖の周りを切り抜いたオープンワールドが体験できた。 本作の舞台となるのは、埼玉と群馬を混ぜたと思われる架空の県「群玉県」だ。ストーリーは手描きの漫画で展開し、日本のストリートで名を上げようとする外国人が最強のドライバーを目指す物語が描かれる。体験版では「ハイカマ湖」と呼ばれる場所の近くの公道が走れたが、製品版では賑やかな市街地や絶景、峠なども登場するそうだ。公式発表では「全長250キロを超えるメインロード」と書いてあり、より広大なオープンワールドを走るゲームになっているのだろう。 ゲームプレイはオープンワールドを自由にドライブしつつ、メインストーリーやサイドクエストを進めていくものだ。メインストーリーでは漫画でストーリーが展開しつつ、ストーリーに沿ったレースに挑むことになる。レースは勝利条件が設定され、ときにはドリフトでスコアを稼いでいく必要もある。ドリフトをするとどんどんスコアが加算されるゲームになっているので、タイトル名どおりドリフトが重視されているのだろう。オープンワールドのマップは天候や昼夜のサイクルもある。 車のチューニングも可能でマツダ、日産、SUBARUといったライセンスカーが30以上も登場するそうだ。各車両はフルスキャンされ、エンジン音も録音されているという。車はパーツやビジュアルの改造、ペイント、幅広いチューニングが可能となる。レースイベントではドリフトチャレンジ、タイムトライアル、頭脳を使ったものなどユニークなものが用意されているそうだ。
重田雄一