ヤクルト 青木宣親の鮮やか中前打に「引退撤回」求めるファンも 引退表明後初打席で同点劇の起点に 高津監督も笑顔で拍手
「ヤクルト-広島」(18日、神宮球場) 今季限りでの現役引退を発表した、ヤクルト・青木宣親外野手(42)が昇格したこの日、五回に代打で登場。青木らしい中前打を放った。 【写真】さすがの技術 見事な前さばきで雨を切り裂く中前打 先発・ヤフーレに代わって代打が送られると、雨の降りしきる神宮で大歓声がわき起こった。カープファンからも拍手が送られると、カウント2-1からの4球目、外角の球をしぶとく中前にはじき返した。日米通算2724安打目を放つと、ベンチの高津監督も笑顔で拍手。その後はサンタナの適時打で笑顔の青木が同点のホームへ生還し、ネクストにいた村上と力強くハイタッチをした。 青木の引退試合は10月2日の広島戦(神宮)で開催される。SNSでは「引退撤回」のワードが飛び交うなど、いきなりの安打で大盛り上がりだった。