きれいな海願うツリー登場 道の駅・千里浜、廃棄物で制作
羽咋市の道の駅のと千里浜に9日、千里浜など県内の海岸で回収された海洋プラスチックごみを利用したクリスマスツリーがお目見えし、地元園児や利用客らの注目を集めた。 海洋ごみのアクセサリーなどを手掛ける「カエルデザイン合同会社」(金沢市)、子ども番組を制作する「ドローイングアンドマニュアル」(東京)、羽咋出身の空間デザイナー沼田汐里さん(神奈川県)のコラボ作品。 円形や立方体など溶かして固めた海洋ごみのオーナメントが100個取り付けられ、環境保全を訴える。訪れた羽咋幼稚園の園児らは、色とりどりの飾りに「ごみのないきれいな海になって」と願いを込めた。 制作には海岸愛護運動「クリーン・ビーチいしかわ」(北國新聞社特別協賛)の実行委員会が協力した。展示は28日まで。