玉川徹氏 斎藤元彦氏再選でも公益通報&パワハラ問題は「追及してほしい」
コメンテーターの玉川徹氏が19日、兵庫県知事選で斎藤元彦氏が再選したことについて「公益通報の問題とかが消えてしまうわけではないと僕は思っている」と今後の調査を求めた。 【写真】ノリノリ! Perfumeとポーズを取る斎藤知事 再選を果たした斎藤氏だが、来週月曜日に「パワハラ疑惑」などを調べる百条委員会が開かれ、斎藤氏など当時の県幹部らに証人尋問を行われる予定。斎藤氏は18日の記者会見で「必要に応じて私も調査に協力する」としている。 玉川氏は「今回の選挙結果で斎藤さんが再選したからといって、例えば、公益通報の問題とかが消えてしまうわけではないと僕は思っているんですよ」と持論を展開。「公益通報者を守るっていう法の趣旨を外して調査をしてしまった。いわゆる公益通報者探しをしたという部分。それからまだこれからも明らかになってくる部分だけれども、力を持ってそこをねじ伏せたんじゃないか、という疑惑がある。そういう風な部分はちゃんとやっていかないといけない」と指摘する。 さらに、「これをおざなりにしてしまうと、公益通報をするということ自体がはばかられるようなことになっていってしまう。それを選挙結果が後押しするということになっては僕はいけないと思う」と事実がどうだったのかしっかりした調査が必要だと訴えた。 また、「パワハラの方もありますよね。これも事実がどうだったのかということをきっちり調べ上げる、という風なことが議会に課せられた使命だと僕は思っていますので、不信任を出したということをもって終わりにしないで、そこはちゃんと追及をしてほしいと思います」と語った。
東スポWEB