「変な音がして止まったら…」走行中の乗用車から“タイヤ外れる” 11月の交換後に未点検 大型車でも脱落相次ぐ 凸凹路面も影響か 北海道
北海道千歳市の国道で走行中の乗用車のタイヤが外れる事故があり、警察はドライバーへこまめな点検を呼びかけています。 2月6日午前1時ごろ、千歳市北信濃の国道36号線で、札幌方向へ走行していた乗用車の左前輪のタイヤが外れました。 警察によりますと、タイヤと車体をつなぐ「ナット」5個すべてが外れたものの脱落はしなかったため、ケガ人や建物への被害はありませんでした。 事故後運転手自ら110番通報していて、警察の聞き取りに「変な音がして止まったらタイヤが外れていた」などと話しています。 運転手は昨年11月に冬タイヤに交換して以降、点検をしていなかったということです。 警察は何らかの原因で「ナット」が緩みタイヤが外れたとみて調べています。
タイヤの脱落は2月5日夕方にも札幌市豊平区中の島1条3丁目と清田区清田2条1丁目で、大型車の左前輪が外れる事故が連続して発生しています。 凍結路面で出来た凹凸やわだちなどで通常よりタイヤに負荷がかかっていることが予想されることに加え、1月から2月以降にかけてはタイヤ交換から一定の期間が経過し「ナット」やボルトなどに緩みが出る可能性があります。 警察はタイヤ交換後100キロの走行を目安に「ナット」の増し締めをするよう呼びかけています。
UHB 北海道文化放送
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