Kstyle

全員がメインダンサー級のスキルを持つ実力派5人組ボーイズグループMCNDが1月に大阪と東京で開催された「 MCND 5TH MINI ALBUM [ODD-VENTURE] 発売記念イベント＆ FANMEETING IN JAPAN 」のために来日。Kstyleでは大阪での日程を終えて、東京公演を控えた彼らを直撃。日本語が堪能なCastle JとMINJAEはインタビューをほぼ日本語で対応し、チームやメンバーの魅力紹介や、日本に関することなど、たっぷりと話を聞いた。 ソロカットも！インタビュー撮りおろし （写真14枚） 　 MCNDが日本でやってみたいことは？ ――今回は少し長い日本滞在となりますが、楽しみにしてきて実際に叶えたこと、まだ叶えていないけれど、今後やってみたいことを教えてください。 MINJAE：まずは日本のGemに会うこと！ それが第一の目的です。そして、やっぱりおいしい食べ物！ 大阪でたこ焼きを食べて、お好み焼きも食べました。東京ではなにが有名かわからないので、いろいろと食べてみたいです。 Castle J：僕は2つあります。1つはショッピングだったんですけど、昨日HUIJUNさんを除いた4人で渋谷に行ってたくさん買い物をしました。本当に楽しかったです。服とカバンを買いました。あと1つはユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行きたいです。僕は遊園地が本当に好きだから、メンバーたちと一緒に思い切り遊びたいです。 ――昨日、渋谷でなにか食べましたか？ MINJAE：焼き鳥。 Castle J：一蘭。 全員：（歓声を上げながら）一蘭、一蘭、本当に最高！ うまい～！ HUIJUN：一蘭のラーメンは辛くてさっぱりしていて、韓国のラーメンよりも料理という感じがしておいしいです。たれもたくさん追加して食べます。 MINJAE：やっぱり一蘭が一番ですね。 WIN：僕も一蘭が一番好きです。前回、日本に来た時に初めて食べたのですが、おいしすぎて韓国に帰ってからもずっと頭の中から離れなかったんです。だからもう一回食べたいと思っていたのですが、昨日食べられてうれしかったです。 MINJAE：でも秘密ソース（秘伝のたれ）が1だから「それじゃ辛くないよ」って言いました。 WIN：基本のものを食べました。 BIC：僕も基本。 MINJAE：僕は5辛。 Castle J：僕は6辛です。 ――HUIJUNさんは？ HUIJUN：僕は部屋で休んでいました。 WIN：一緒に行こうよって誘ったけど、部屋から出てこなかったです。 HUIJUN：ひとりでいるのが好きなんです（笑）。 ――HUIJUNさんは先ほど、札幌には行ったことがないと言っていましたが、行きたい場所は札幌ですか？ HUIJUN：僕らは仕事でこれまで暑い国に行くことが多かったので、個人的には旅行でも、コンサートツアーでもいいけど、寒いところに行ってみたいんです。よくYouTubeで旅行の動画を見るのですが、汽車に乗って窓から降る雪を見てみたいです。 BIC：温泉にも行ってみたいです。 全員：いいね！ WIN：猿がいる温泉がありますよね？ そこに行ってみたいです。 BIC：僕は以前、ツアーの乗り換えで日本の空港に少し立ち寄ったことがあって、その時にMINJAEがコンビニで買ったみたらし団子を1口もらって食べたんですけど、すごくおいしかったんです。「こんな味があるんだ！」って思って。その後、友達と福岡に2泊3日か3泊4日くらいの旅行をしたのですが、1日にひとりで3～4本買って食べていたので、友達が「なんで毎日食べるんだよ」って驚いていました（笑）。 MINJAE：それじゃブタになります（笑）。 BIC：だから、また日本に行くことになって最初に思い浮かんだのが団子です。あとは僕もユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行ってみたいです。ノTube（YouTubeのYouを韓国語の君너に変換した流行語）である人がスーパーマリオのブースに入場するところの動画を見たのですが、すごく楽しそうだったので実際に自分の目で見て体験してみたいです。 　 「クレヨンしんちゃん」が好き！アニメで日本語の勉強も ――日本のアニメが好きなメンバーが多いようですが、好きなアニメや、好きな日本の曲があれば教えてください。 WIN：（日本語で）心臓を捧げよ！！（「進撃の巨人」のセリフ） Castle J：WINくんは「進撃の巨人」が本当に好きなんです。 WIN：本当に楽しく見ました。 Castle J：僕は「ONE PIECE」。アニメもフィギアも好きで、部屋にいっぱいフィギアがあります。 MINJAE：一番好きなのは「NARUTO」ですが、去年見た中では「サマータイムレンダ」が印象に残っています。 ――Castle JさんとMINJAEさんはアニメ好きだけあって日本語が本当に上手ですね。 MINJAE：アニメを見ながら勉強しているんです。1年くらいは日本語の先生に教わっていましたが、今は習っていません。アニメは今流行っているものは全部見ています。「推しの子」も全部見ました。「SPY×FAMILY」は1期だけ見ました。 BIC：僕はアニメは見ていないのですが、ガンダムのフィギアが好きです。アニメだったら「クレヨンしんちゃん」が好きです。 ――なんとなく似ていますね。 全員：（爆笑）似てる、似てる。 WIN：あっ、急に思い出した。「トリコ」って知っていますか？ 僕は子供の頃「トリコ」とともに育ちました。 BIC：食べ物がたくさん出てくるアニメだよね？ WIN：うん。だから「トリコ」を見ながら、ごはんを食べていました。 MINJAE：「トリコ」はファイタークッキングカートゥーンです。 HUIJUN：僕は藤井風さんの音楽がとても好きです。 Castle J：今回のファンミーティングで僕らが米津玄師さんの「Lemon」を準備したのですが、とても好きな曲から以前から一度歌ってみたいと思っていました。だから今回披露することができてうれしかったです。 　 「これを見ればMCNDに沼落ち」メンバーが動画をおすすめ！ ――話は変わって、このインタビューを見てMCNDが気になって、これからもっと知ろうとするファンに向けて、「この動画を見たら、沼落ちするよ」という動画を推薦してください。 HUIJUN：デビュー初期に「MCND's Crazy School」という僕らの冠バラエティ番組を撮ったのですが、それがシーズン3まで制作されています。シーズンが進むにつれてプロデューサーさんと親しくなって、最初は気を遣ったカメラにもどんどん慣れていって、僕らの自然で天然な姿をお見せできているプログラムだと思うので推薦したいです。 Castle J：パフォーマンス面でいうと、僕らのフリーデビュー曲「TOP GANG」が一番僕ららしいカラーが出ている曲ではないかと思います。「このメンバーはこんな感じで音楽をやるんだな」というのがよく表れている曲なので、ぜひ映像を見ていただきたいです。そして個人的には「＃MOOD」と新人の頃のパワフルなエナジーが感じられる曲「ICE AGE」がおすすめです。 ――MINJAEさんとHUIJUNさんが、MCNDとしてデビューする前にSBSの音楽バラエティ「THE FAN」に出演して、BoAさんの曲「No.1」を披露した動画を見ました。BoAさんご本人から称賛されていましたが、改めてその時のお気持ちを聞かせてください。 HUIJUN：BoA先輩の前で披露することになったと聞いた時、「果たしてこの曲を選択したことは正しかったのか？」と思ってプレッシャーが大きかったのですが、それだけに一生懸命に準備できたと思います。実はその時、喉風邪をひいてしまってちょっと辛かったのですが、ステージを披露しながらとても胸がいっぱいになりましたし、褒めていただいたことが励みになりました。 MINJAE：BoAさんご本人の前でBoAさんの曲をするということで、やっぱり緊張をいっぱいしましたが、曲がすごくいいので、踊って歌う時、とても幸せな気持ちでした。誉めていただいてとてもうれしかったですし、家族も喜んでくれました。 ――皆さんのお話を聞いていると仲が良い様子が伝わってきますが、宿所ではどんな風に過ごしていますか？ MINJAE：僕とWINくん、HUIJUNくんとBICくんが同室です。部屋にはベッドとパソコンがあって、よくゲームをしています。 BIC：僕もMINJAEとよくゲームをしています。「リーグ・オブ・レジェンド」というゲームです。 Castle J：僕は一人部屋です。休日は外に出て友人と会ってご飯を食べたり、カフェで話したりするか、メンバーたちとゲームをします。 ――アニメを一緒に見たりも？ MINJAE：一緒には見ません。それは別々です（笑）。 WIN：僕もみんなとゲームをしたり、最近は絵を描く趣味ができたので絵を描いたり、ノートパソコンで以前作った曲を再度聞いて編集をしたりしています。 ――クリエイティブですね。 Castle J：かっこいい。頑張って！ HUIJUN：僕はたくさん寝ています。ゲームもするし、映画やドラマを見たり、音楽を聞いたり。宿所では出前を頼むことが多いですが、時々簡単に作って食べたりもします。料理というほどではなく調理って感じで、ハムをちょっと切ったりとか、目玉焼きを作ったりする程度です。そして（日本語で）僕は友達がいないから。 ――初めて日本語を話したかと思ったら「友達がいない」ですか（笑）？ 全員：（爆笑） Castle J：悲しいね～（笑）。友達がいないですか？ HUIJUN：（笑）友達も多くないし、ひとりでいるのが好きなので外にはあまり出かけません。 Castle J：そうですね。ひきこもりですね（笑）。 ――では、最後に読者にメッセージをお願いします。 Castle J：僕たちに関心を持ってインタビューを読んでいただきありがとうございます。僕たち本当に頑張って音楽をしていますので、これからも注目してくださるとうれしいです。そしてGemの皆さん、本当に愛してるよ。大好き～！！ （取材：安部裕子 / 撮影：朝岡英輔）