詐欺の疑いで逮捕された青森県職員 停職1か月 「120万円を給付」と誘われキャッシュカード譲り渡す
RAB青森放送
県はことし2月警視庁に詐欺の疑いで逮捕された県職員を停職1か月の懲戒処分としました。 きょう付けで停職1か月の懲戒処分を受けたのは県庁の本庁舎に勤務する28歳の男性職員です。 職員は去年9月SNSで見つけた氏名不詳の人物から「生活に困っている人に120万円を給付する」と誘われました。 120万円をもらえると信じて相手の指示に従い自分の名義で3つの銀行口座を開設、相手にキャッシュカードを郵送し暗証番号も教えました。 ことし2月職員は警視庁に詐欺の疑いで逮捕され9月には自分名義のキャッシュカードを譲り渡したとして犯罪収益移転防止法違反の罪で罰金30万円の略式命令を受けました。 県の聞き取りに対し職員はキャッシュカードを渡した理由について「疑問はあったが期待の方が大きかった」と話しているということです。