富山県魚津市特産・新川だいこん、出来上々
富山県魚津市特産「新川だいこん」の収穫と出荷が2日に始まるのを前に、新川大根出荷組合(高慶一雄組合長)が1日、市内の畑を巡って出来栄えを確認した。 新川だいこんはひげ根が少なく、滑らかできめの細かい肌が特長。みずみずしく、鍋や煮物のほか大根おろしで食べてもおいしいという。農家4軒が春夏と秋冬の年2回、延べ28ヘクタールで栽培。2023年度の生産量は1115トンで、販売額が初めて1億円を超えた。 7月下旬に種まきが始まった秋冬大根が収穫期を迎え、この日は組合員やJAうおづ、市場関係者ら16人が畑4カ所を巡った。 高慶組合長は「高温障害が少なく、一定量を確保できそうだ。新川だいこんの特長がしっかり出ており、自信を持って出荷できる」。組合員の石崎秀基さんは「大根のおいしい季節。大切に育ててきたので、ぜひ味わってほしい」と話した。収穫、出荷は12月中旬まで続く。