自民、闇バイト対策で調査会を初会合 会長は高市早苗氏、12月上旬提言へ
自民党は21日、闇バイト対策などを検討する「治安・テロ・サイバー犯罪対策調査会」の初会合を開いた。調査会長には高市早苗前経済安全保障担当相が就いた。調査会は闇バイト対策のほか、SNS上の偽情報やインターネット上の世論工作「サイバープロパガンダ」への対策も議題とする。 高市氏は会合の冒頭で「殺人に発展するような強盗事件で秘匿性の高いアプリを使ったものが多発しており、心を痛めていた」と述べ「国民の命と財産をしっかり守り抜くという考えの下、調査会を進めていきたい」と強調した。 調査会では今後、闇バイトによる強盗事件の抑止や検挙率向上に向けた方策などを議論し、12月上旬を目途に政府への提言を取りまとめたいとしている。
