今永昇太10失点KO、4回途中3発11安打浴び「しっかり対応された」スロースタート策が裏目
カブス今永昇太投手(30)は21日(日本時間22日)、メッツ戦に先発し、4回途中11安打10失点と打ち込まれ、2敗目(7勝)を喫した。初回、3番マルティネスに先制3ランを浴びると、2回にはソロ本塁打と2ラン。3回にも失点し、4回無死から3連打で1点を許したところで交代した。 投球回数3回0/3、3被本塁打、11被安打、10失点とも今季ワースト。防御率は、登板前の1・89から2・96まで悪化した。メ軍には5月1日の初対戦で7回無失点と快投したが、2度目の対戦でリベンジされた。「しっかり対応されたという感じです。自分がエンジンをかける前に打たれてしまった」。序盤は、速球を時速90マイル(約144キロ)前後と、抑え気味に入るスロースタートの策が裏目に出て痛打された。 それでも、「常に勉強」と言い続ける今永に暗さはない。「次につなげなければ、ただ打たれただけなので、苦しみと思わず取り組んでいきたい」と、うつむくことなく、次戦への意欲をのぞかせた。