初出場ジョージアが快挙!! ポルトガル撃破でEURO初白星&決勝トーナメント進出!!
[6.26 EUROグループF第3節 ジョージア 2-0 ポルトガル ゲルゼンキルヘン] 【写真】影山優佳さんが“人気女優”と代表戦を現地観戦「可愛すぎる」「勝利の女神が2人」 EURO2024は26日、グループF第3節を行ない、ジョージア代表とポルトガル代表が対戦。初出場のジョージアが2-0の完封勝利を収めて大会初白星を獲得し、決勝トーナメント進出の快挙を成し遂げた。 すでに首位通過を決めているポルトガルは、第2節からFWクリスティアーノ・ロナウド、MFジョアン・パリーニャ、GKディオゴ・コスタを除く8選手を入れ替えた。一方、1分け1敗の勝ち点1で最下位のジョージアが決勝トーナメントに進出するには勝利が必須な状況で最終節を迎えた。 試合開始早々の前半2分に思わぬ形からスコアが動く。DFアントニオ・シルヴァのパスミスをFWジョージズ・ミカウタゼが奪うと、FWフビチャ・クバラツヘリアが猛然と前線へと駆け上がる。ミカウタゼのパスを呼び込んでPA内に侵入すると、左足のシュートでネットを揺らしてジョージアが先制に成功した。 1点のビハインドを背負ったポルトガルは17分、ゴールまで30メートルの位置でFKの好機を得ると、キッカーはC・ロナウド。右足から蹴り出した強烈なブレ球FKが枠を捉えたものの、GKギオルギ・ママルダシュビリに弾き出されてしまった。 その後もポルトガルがボールを保持して試合を進めるが、5バックを形成するジョージア守備を攻略し切れずに前半を折り返すこととなった。 1-0のまま後半を迎えると、8分、PA内に侵入したMFルカ・ロチョシュビリがアントニオ・シルヴァに倒される。一度は流されたものの、VARが介入した結果、ファウルが確認されてジョージアにPKが与えられる。キッカーを務めたミカウタゼがきっちりと沈め、リードは2点差に広がった。3試合連続ゴールのミカウタゼは得点ランキング単独トップに躍り出ている。 2点のリードを許したポルトガルはC・ロナウドとアントニオ・シルヴァに代え、FWゴンサロ・ラモスとDFネウソン・セメドをピッチへと送り込む。しかし、最後まで集中力を保ったジョージアが逃げ切って2-0の完封勝利を収めた。 首位通過のポルトガルは決勝トーナメント1回戦でスロベニア、3位通過となったジョージアはスペインと対戦する。