ロドリゴが2発(C)Getty images

ラ・リーガ第30節が日本時間3月30日～4月2日にかけて開催された。 ■レアル・マドリード対アトレティック・クルブ 攻撃の中核を担うヴィニシウスを出場停止で欠いた首位レアル・マドリードだったが、ジュード・ベリンガムが2試合の出場停止を終えて復帰。ハイプレスで試合に入ったアトレティック・クルブとの一戦だったが、左サイドで起用されていたロドリゴが中央にカットインして右足を振り抜き、8分に先制点を奪う。その後も試合をコントロールしたレアル・マドリードは73分、ベリンガムからのパスに抜け出したロドリゴがこの日2点目を奪取。後半ATには長期離脱明けのエデル・ミリトンもダニ・カルバハルとの交代で復帰を果たし、盤石の内容で3連勝を飾った。 【動画】レアル・マドリード×アトレティック・クルブ｜ロドリゴが2発！ ■アラベス対レアル・ソシエダ 調子を上げているレアル・ソシエダがアラベスのホームに乗り込んだバスクダービー。試合はソシエダがポゼッションしながらもなかなかチャンスを作り出せていなかったが、右サイドで先発していた久保建英が時折テクニカルなプレーを見せてゴールに迫っていく。しかし前半終盤、その久保がピッチに座り込んでプレー続行を断念。シェラルド・ベッカーとの交代を強いられた。それでもスコアレスで折り返して迎えた59分、右CKからジョン・パチェコが頭でネットを揺らすと、その1点を守り切ったソシエダが1-0で勝利。ソシエダはリーグ戦3連勝で6位に浮上している。 ■そのほかの試合 そのほか、レアル・マドリードを勝ち点差8で追うバルセロナは、ジョアン・フェリックスのアシストからハフィーニャが決勝点を沈め、ラス・パルマスに1-0で勝利して3連勝。今季躍進中のジローナはベティスと白熱の点の奪い合いを繰り広げた末、後半ATのクリスティアン・ストゥアーニの得点によって3-2で競り勝っている。

第30節の結果

カディス 1-0 グラナダ ヘタフェ 0-1 セビージャ アルメリア 0-3 オサスナ バレンシア 0-0 マジョルカ バルセロナ 1-0 ラス・パルマス セルタ 0-0 ラージョ・バジェカーノ ジローナ 3-2 ベティス アラベス 0-1 レアル・ソシエダ レアル・マドリード 2-0 アトレティック・クルブ ビジャレアル 1-2 アトレティコ・マドリード