エミー賞 『将軍 SHŌGUN』が18獲得で快挙!真田広之&アンナ・サワイは日本人として初受賞!
米テレビ賞の最高峰、第76回エミー賞授賞式が日本時間9月16日に開催され、日本の戦国時代を舞台にした『将軍 SHŌGUN』が作品賞を含む18賞を獲得し、史上最多を記録。また真田広之とアンナ・サワイがそれぞれ主演男優賞と主演女優賞を獲得し、日本人として初の快挙となった。 【写真】『Hacks(原題)』でコメディ部門の主演女優賞を受賞したジーン・スマート 『将軍 SHŌGUN』は、真田広之が主演と制作を務め、関ヶ原の戦いの前夜を描いた作品。先日行われた技術部門の授賞式で14の賞を獲得し、すでに1シーズンで獲得した数として過去最高を記録していたが、新たに作品賞と監督賞、そして真田の主演男優賞、サワイの主演女優賞を獲得し、合計18となった。サワイの受賞は、日本人としてだけでなく、アジア系としても初。 武将の妻でキリシタン女性の鞠子を演じたサワイはスピーチで、関係者や「未開の扉を開き続けた」真田、そして家族に感謝を述べてから、改めて会場にいる母に感謝。「私がここにいるのは母のおかげ。強く冷静な姿を見せてくれたから、役に反映させることができました」と述べ、そして「この賞を、見返りを求めずに皆のお手本であり続ける女性たち全員に捧げます」と締めくくった。 コメディ部門では、『Hacks(原題)』が作品賞と主演女優賞を獲得。『一流シェフのファミリーレストラン』は、作品賞は逃したものの、ジェレミー・アレン・ホワイトの主演男優賞、エボン・モス=バクラックの助演男優賞、ライザ・コロン=ザヤスの助演女優賞など11を獲得し、シーズン1で記録したコメディ部門の過去最多記録を更新した。 またリミテッドシリーズ部門では、Netflixの『私のトナカイちゃん』が作品賞とリチャード・ガッドの主演男優賞、ジェシカ・ガニングの助演女優賞を獲得。主演女優賞には、『トゥルー・ディテクティブ ナイト・カントリー』のジョディ・フォスターが初のエミーに輝いた。 第76回エミー賞の主な受賞作品・受賞者は以下のとおり。 【ドラマ部門】 ■作品賞 『将軍 SHŌGUN』 ■主演女優賞 アンナ・サワイ(『将軍 SHŌGUN』) ■主演男優賞 真田広之(『将軍 SHŌGUN』) ■助演女優賞 エリザベス・デビッキ(『ザ・クラウン』) ■助演男優賞 ビリー・クラダップ(『ザ・モーニングショー』) 【コメディ部門】 ■作品賞 『Hacks(原題)』 ■主演女優賞 ジーン・スマート(『Hacks(原題)』) ■主演男優賞 ジェレミー・アレン・ホワイト(『一流シェフのファミリーレストラン』) ■助演女優賞 ライザ・コロン=ザヤス(『一流シェフのファミリーレストラン』) ■助演男優賞 エボン・モス=バクラック(『一流シェフのファミリーレストラン』) 【リミテッドシリーズorアンソロジーシリーズの部】 ■作品賞 『私のトナカイちゃん』 ■リミテッドシリーズorアンソロジーシリーズ主演女優賞 ジョディ・フォスター(『トゥルー・ディテクティブ ナイト・カントリー』) ■リミテッドシリーズorアンソロジーシリーズ主演男優賞 リチャード・ガッド(『私のトナカイちゃん』) ■リミテッドシリーズorアンソロジーシリーズ助演女優賞 ジェシカ・ガニングの(『私のトナカイちゃん』) ■リミテッドシリーズorアンソロジーシリーズ助演男優賞 ラモーネ・モリス(『FARGO/ファーゴ』)