日本で最初の女子体育大学!? 総合的にスポーツを学ぶ東京女子体育大学にてランパンプスが徹底取材!
渡辺:将来、教員を目指す人たちがかなり多いですので、基本は「運動をする」「運動を覚える」を学びます。 寺内:体育教員を目指すんですね。 渡辺:その他の分野にも進む学生もおりますが、8割は教員を目指して入ってきます。ですので、生徒に教えるために自分でも動けるように、器械運動、陸上、水泳、球技、ダンス、武道、などたくさん覚えなければなりません。 寺内:体育の授業の中で教えるとなると全部できないとダメですもんね。 渡辺:基本的な動きをまず自分が覚えるということ。そして、それを裏付ける理論を学びます。「こうやるんだよ」って見本を見せることが、子供たちにとっては大切ですよね。 小林:受験方法はどんなものなんですか? 体力テストみたいなものもあるのでしょうか? 渡辺:以前はあったんですけど、今はやっていません。例えば9月にある入試に「総合型選抜」があるんですが、エントリーシートで自分がどんなことをやってきたかをアピールする文章を作って、それに対してこちらが「どうですか、こうですか」って聞きながら行います。
小林:一般的な学科の入試もあるんですか? 渡辺:割合は多くはありませんが、一般選抜もございます。 寺内:学部学科は何種類あるんですか? 渡辺:体育学部体育学科の1つです。 小林:部活動とかにはやっぱ力入れてたりするんですか? 渡辺:40数クラブありまして、大学のトップを目指して活動しているようなクラブがたくさんありますね。新体操は昔から有名ですね。球技ですとハンドボールですとかバレーボールも有名です。 寺内:あ、アイスホッケー部もある! 小林:僕、北海道出身でアイスホッケーやってたんですよ。僕の高校の顧問の先生が体育教員の女性で、バク転とかくるくる回れてたのを思い出しました。
寺内:全体的に教えるにあたって、いろんな競技をやるってことですか? 渡辺:授業ではいろんな種目をまんべんなくやります。例えば器械運動で、鉄棒だったら逆上がりができないとダメですし「空中前回り」が必修課題になってまして、できないと単位もらえないんです。 寺内:すげー! 体育大学だ!