「自分の福を能登の人に」“一番福”は高校2年生 兵庫・西宮神社の「福男選び」
日テレNEWS NNN
兵庫県の神社で、恒例の「福男選び」が行われました。 ◇ 兵庫県・西宮神社の恒例行事、「福男選び」。9日夜に行われたのは、そのスタート位置を決める「くじ引き」です。 「くじ引き」1番目に並んだ人 「今年は、なんとしても当てる気で来ました」 去年のリベンジのため、朝から並んだという気合の入りっぷりでしたが… 「くじ引き」1番目に並んだ人 「今年もだめでした~」 福男になるには強運も必要です。
そして10日朝… 鈴木潤記者(読売テレビ) 「午前6時です。開門神事、福男選びです。スタートしました。転んだ! ものすごい迫力! 危ない!」 くじで選ばれた108人を皮切りに、約5000人が「福男」をめざし、飛び出しました。 灰色の服の男性がトップでコーナーへ。しかし、途中で黒い服の男性が追い抜き、独走状態に。そのままスピードを落とすことなく、本殿に飛び込みました。
一番福を射止めたのは、兵庫県宝塚市の高校2年生、大岸史弥さんです。陸上部に所属していて、今回が初挑戦でした。 一番福 大岸史弥さん 「開門して前列から抜け出したので、これは福男になれるなと。能登地震で被害にあった方々に募金活動などできたら。自分の福を能登の人に分けられたらいいなと思う」