「福呼ぶヘビで、いい年に」 砺波・越中三助焼窯元で置物作り大詰め
約160年の歴史がある富山県砺波市福山の越中三助焼窯元で、来年のえと「巳(み)」にちなんだヘビの置物作りが大詰めを迎えている。19日も粘土で形を作ったり、釉薬(ゆうやく)を塗ったりする作業が進められた。 縁起物の打ち出の小づちと、千両箱をあしらった2種類を用意。いずれも上に小さな白いヘビが乗っている。年内に80個を仕上げる予定。作業は4代目の谷口三明さん(86)と5代目の均さん(64)、6代目の由佳さん(39)が協力して行う。 三明さんは「置物が福を呼び、いい年になればうれしい」と話している。 同窯元で販売する。問い合わせは電話0763(37)0126。