タメ口はどこまで許される? EXIT・兼近が自身の“素顔”を明かす「相手が誰だろうと普段は敬語」
ニュース番組『ABEMA Prime』が、平日21時より「ABEMA NEWS チャンネル」にて生放送されている。12日(木)の放送では、民宿がXに「当館ではタメ口での問合せの場合、回答はもれなく『満室』となります。来て欲しくないですから」と投稿した一件を取り上げた。 【写真】“中途半端な敬語”を指摘するEXIT・りんたろー。ほか【4点】 投稿に対し、ユーザーからは「何度も嫌な目に遭ったんだ」「客は選んでいい」と同情する声が上がった一方で、「SNSでの公言は良くない」と批判的な声も寄せられていた。番組MCを務めるお笑いコンビ・EXITの兼近大樹は「タメ口を使いたい人は使っていいし、それが嫌な人は『嫌です』と言っていい。だけど、その認識が曖昧になっているから、嫌と言えない人がモヤモヤしている状況があるのでは?」とコメント。 さらに「従業員を守るという意味では、この発信は正解だと思う。利益よりも一緒に働く仲間を優先しているのだから。『ダメだと言ってくれたら、タメ口を使わなかったのに』という人も助かると思うから、僕は伝えた方が良いと思う」と続けた。 相方のりんたろー。も「『公言は良くない』という声は、一体誰に配慮しているんだろう?」と首を傾げ、タメ口の使い方につい「一概にタメ口と言っても、親しみを込めたものから、高圧的なものまで幅広いと思う。昔の僕も店員さんに親しみを込めてタメ口を使っていた」と振り返った。 兼近は「カメラの前や、お笑いをしている時だけタメ口で話しているけど、普段はめちゃくちゃ敬語を使っている。相手が誰だろうと、年下でも年上でも」と、素顔をぶっちゃけ。りんたろー。も「周りに対してガツガツいく若手芸人ほど、裏ではきちんとしてるよね」と相づちを打った。 さらに兼近は「お笑い芸人じゃない人にツッコミを入れる時は、敬語にしている」と明かすと、りんたろー。は「敬語を使ったら、ウケが弱くなる場面もある。どうしても笑いが欲しい時は、タメ口にして勝負する時もある」と補足し、お笑いの裏側を語った。 さらに「どこまで正しい敬語を使うべき?」と議論を展開すると、りんたろー。は「『なるほどですね』と言われると、時々気になることがある」とコメント。これに、兼近は「りんたろー。は『なるほどっすね』って言いますもんね」と反応すると、りんたろー。は「『なるほどっすね』はハナから軽い感じがするけど、『なるほどですね』は敬意を表しているように見えて、実は敬語を使っていないじゃん。それって違うんじゃないの!?と思う(笑)」と熱弁した。 また13日(金)の放送では、全国学力テスト(全国学力・学習状況調査)でトップクラスの石川県が、総合教育会議で「過度な競争につながる」という意見が相次いだことから、地域ごとの県内や全国の平均正答率と比較した評価の公表を中止することを伝え、教育における競争の是非を考えた。 番組MCを務めるタレントの山崎怜奈は「私が通っていた中高一貫校は、中間や期末テストの成績上位20名ぐらいの順位が廊下に張り出されていた。成績上位者は翌年度の奨学金をもらえる制度があったから、それを目指すために順位表を気にしながら勉強をしていた。順位付けされることはゲームみたいで楽しかったし、勉強をするモチベーションになっていた」と振り返り、「こういう人間もいるので、一概にテストの点数を競争したり、公表したりすることがダメとは言えないと思う」とコメント。 また、「勉強は結果が明確だけど、大人になるとよく分からない物差しで評価されたりされなかったりする。こんなシビアな社会に、これまで競争をさせてもらえなかったり、見せられなかったりした子たちが急に飛び込む方が残酷。テストの点数みたいな“フェアな競争”は経験しておいた方がいいと思う」と持論を展開した。
ENTAME next編集部