【カメリポ】引き取り手のいない犬に寄り添う「穏やかで楽しい時間を」老犬介護ホームとは 福岡
小野さんは動かない足のことが気になり、タラちゃんを病院に連れてきました。 ■小野さん 「こっちが全然。」 ■獣医 「曲がらんしね、あんまり。」 ■小野さん 「3本足で歩けないかなと思ったり。」 ■獣医 「長期戦でしょうね、リハビリは。」
2024年5月、小野さんはある場所に向かっていました。この秋、年老いた犬の保護施設となる老犬シェルターの建設を計画しています。 ■小野さん 「老犬の余生を過ごすことがどれだけ重要か。最期まで過ごせる施設がなかなかない。できるだけ1頭でも多く(の命を)つなぎたい。」 今の施設の2倍以上の広さがある建物にドッグランを併設し、より多くの看取りボランティアの老犬を受け入れる予定です。
動くことができないタラちゃん。 ■小野さん 「関節の可動域を上げている。3本足でどうにか歩かせたい。」 小野さんは、あきらめません。そして、命と向き合い続けます。 ■小野さん 「この子たちの穏やかで楽しい時間、幸せな時間、全ての面でサポートしていきたい。」 最期まで寄り添う小野さんの想いがこもった介護の日々は続きます。 ※FBS福岡放送めんたいワイド2024年6月14日午後5時すぎ放送
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