大谷翔平「とても光栄」 AP通信「年間最優秀男性選手」2年連続3度目受賞 マイケル・ジョーダンに並ぶ快挙
米AP通信社は23日(日本時間24日)、「年間最優秀男性アスリート」にドジャースの大谷翔平選手を選出したと発表した。2年連続3度目の受賞。受賞回数では4回のタイガー・ウッズ(ゴルフ)、レブロン・ジェームズ(NBA)、ランス・アームストロング(自転車)に次ぎ、マイケル・ジョーダン(NBA)と並ぶ快挙だ。 メジャー7年目の今季は23年9月に受けた右肘手術のリハビリのため、打者に専念。54本塁打、59盗塁で史上初の「50本塁打―50盗塁」を達成し、2年連続本塁打王、初の打点王(130打点)を獲得した。また、シーズン最後まで首位打者争いを繰り広げ、打率・310で日本選手初のトリプルスリーも記録する活躍でチームの4年ぶりワールドシリーズ制覇に大きく貢献した。 AP通信によると、記者74人のうち48人が大谷に投票。同賞を受けた大谷は通訳を通して「とても光栄です。これまでの努力が報われました。来年も受賞できるように頑張りたい」などと話したという。 シーズン終了後は記者投票によるMVPを満票で2年連続3度目を受賞しただけでなく、最強打者の称号「ハンク・アーロン賞」、最優秀指名打者に贈られる「エドガー・マルティネス賞」、DH部門の最優秀打者「シルバースラッガー賞」、選手間投票による「アウトスタンディング・プレーヤー(最優秀野手)」、リーグ全体のベストナイン「オールMLBチーム」の「ファーストチーム」にも選出された。