[山口県]サブカルでまちおこし 山口で「萌えサミット2024」
コスプレ楽しむ人らでにぎわう
漫画やアニメをテーマにしたサブカルチャーイベント「萌えサミット2024inやまぐち市」が、山口市の中心商店街とJR山口駅周辺であり、人気アニメのキャラクターなどになりきるコスプレを楽しむ人らでにぎわった。 昨年まで周南市でサブカルでまちづくりのイベントを13回続けた萌えサミット実行委員会が、初めて山口市で開催。県内外から約130人のコスプレーヤーと、アニメのキャラクターなどを車体に描いたド派手な「痛車」26台が商店街に集結した。 お気に入りのキャラクターになりきったレイヤーたちがアーケード街を散策し、周囲はアニメや映画の世界のような雰囲気に。趣旨に賛同した店はイベントにちなんだスイーツやグッズを並べ、訪れた人たちはスマートフォンで写真を撮ったり買い物をしたりして楽しんでいた。 山口駅の一日駅長に任命された声優、篠原侑さんのトークショー、音楽ライブ、模型の展示会などもあり、さまざまなサブカルを楽しむ人たちが世代を超えて交流を深めた。 実行委代表の今治総一郎さん(51)は「今回のイベントを通して、市民や商店街の皆さんがまた来年もやってほしいとの声があればうれしい」と述べた。