オーストラリアで「朝マック」1時間半短縮 鳥インフル流行で卵足りず
米ファストフード大手マクドナルドのオーストラリア法人が1日、朝食メニューのサービス時間を1時間半短縮すると発表した。鳥インフルエンザの発生で、「ソーセージエッグマフィン」や「ベーコンエッグマフィン」に必要な鶏卵が不足したためだとしている。 朝食メニューは正午まで提供してきたが、2日からは午前10時30分までとなった。同社はSNSの発表で、「国内の農家や供給元とともに、できるだけ早く復活できるよう取り組んでいる」と消費者に理解を求めた。朝食メニューで使う鶏卵はすべて国産だと強調している。 オーストラリア南部では5月以降、高病原性鳥インフルエンザが流行し、60万羽以上の採卵鶏が殺処分された。大手スーパーでは客に卵購入の上限を課すなど、品薄感が広がっている。