“内ゲバ”の真相に迫るドキュメンタリー 映画『ゲバルトの杜 ~彼は早稲田で死んだ~』予告映像公開
学生運動終焉期にエスカレートした“内ゲバ”を描くドキュメンタリー映画『ゲバルトの杜 ~彼は早稲田で死んだ~』。この度、本作の本予告映像が公開された。 本作では、これまでほとんど語られてこなかった“内ゲバ”の真相を、当時の関係者の証言ドキュメントと、鴻上尚史・演出の短編劇によって立体的に描き出す。監督は『三里塚に生きる』『三里塚のイカロス』『きみが死んだあとで』の代島治彦。 “内ゲバ”の真相に当事者の視点から切り込んだ、第53回大宅壮一ノンフィクション賞 受賞作「彼は早稲田で死んだ 大学構内リンチ殺人事件の永遠」を原案として制作された本作。著者の樋田毅をはじめ、現在は70代前後の当事者たちの証言が積み重ねられていく一方で「内ゲバとは何だったのか?」という大きな疑問がひろがっていく。その疑問を現代に手繰り寄せるために、当時学生であった川口大三郎が殺害された事件を再現する短編劇パートを創作。劇パートを演じるのは現代の若者たち。演出は、早大出身の劇作家・鴻上尚史が務める。 映画『ゲバルトの杜 ~彼は早稲田で死んだ~』は、2024年5月25日(土)より全国順次公開。
otocoto編集部