岸田総理が自民党総裁選に出馬しないと表明した事について、玉城知事は「基地問題をはじめ対話による解決に向けてもっと手だてを講じて欲しかった」と述べました。 岸田総理は14日、「旧統一教会の問題や政治とカネを巡る問題などで政治不信を招いた」として自民党の信頼回復のため次期総裁選に出馬しない考えを示しました。 玉城知事は岸田政権について「沖縄振興は政府の肝入りとして一貫していた」と評価する一方、県と政府で対立する普天間基地の辺野古移設問題については次のように述べました。 玉城知事： 「辺野古の代執行訴訟などにみられるように、対話による解決に向けた取り組みは私はもっと手立てを講じて頂きたかったなと思います」 次の総理に期待する事を問われた知事は「誰が総理になっても真摯に地方からの声を聞いて国政を担って頂きたい」と述べました。