「無能の鷹」大河&朝ドラ組のギャップ話題 塩野瑛久が帝のオーラ消して激変
また、鶸田や鷹野の優しすぎる上司・鳩山樹(はとやま・いつき)を演じる井浦新も「光る君へ」に出演。同作では平安時代の貴族社会で最高権力者となる藤原道長(柄本佑)の兄・藤原道隆を演じ、権力を得てから独裁者と化す豹変ぶりが話題を呼んだ。「無能の鷹」では、いかに部下が無能であろうと「焦らず一歩ずつ」を信条に、全方位に優しい上司像にほっこりする視聴者が続出。「癒やし」「鳩山さんが上司ならめっちゃ頑張れる」「鳩山さんの部下になりたい」とすっかり人気者に。
そして、先ごろ終了した朝ドラ「虎に翼」でクールだが人情にアツい弁護士・山田よね役でブレイクした土居志央梨の激変も話題に。演じるのは、鷹野らの職場の開発部のエンジニア・鵙尾弓(もずお・ゆみ)。出演シーンはわずかながら姿を現すなりSNSでは「よねさーん」コールが。オレンジのロングヘアという強烈なルックスもさることながら、全身から「ダルさ」が漂う脱力キャラで視聴者をくぎづけにした。
鷹野が仕事がデキるようになるとも思えないありさまであることから、ある意味で「展開が読めない」との声も飛び交っているが、終盤には鶸田と組んでまさかの逆転劇を展開。「鷹野のアシストが強すぎるw」「良いバディになりそう」「いいコンビ」「おめでとう」と名コンビ爆誕に祝福ムードとなり、金曜夜にピッタリな癒やしのドラマとして人気を博している。(石川友里恵)