「真面目」「社会に出て何かあったのか…」知人が語る笹山なつき容疑者の“素顔”【2歳男児切りつけ事件】
勤務態度は「真面目」 中学時代を知る人は…
警察が捜査を進めたところ保育士の笹山容疑者が浮上し、殺人未遂容疑での逮捕に至った。2歳の男の子と面識があったという笹山容疑者だが、いったい何があったのか。 2023年9月の日付でSNSにアップされていた笹山容疑者の写真。肩からスマホを提げ、ポーズを決めるその姿は、どこにでもいる今時の若者だ。 2024年5月にも、穏やかにほほえむ写真が投稿されていたが、9日に取材に応えた弁護士によると、笹山容疑者は2024年2月からこの園で働き始め、4月以降、担任を持つようになったという。その勤務態度について、弁護士は「特に不真面目とか、そういった報告はないと」している。 ――真面目に勤務していた? 「真面目という評価をしている職員もいた」 ――児童に対する指導面は? 「指導面はどちらかといえば優しいという面があったという評価をしている職員もいます」 ――今回の事件との因果関係は分かりづらい? 「現段階ではですね」 笹山容疑者の中学時代を知る人は、その人柄について次のように話した。 「性格上は真面目だった。怒ったところっていうのもそんなにないし、部活動でもみんな和気あいあいしていたので……。中学校時代は引っ張るタイプじゃなかったんですけど、自分なりに他の子に声をかけて『頑張ろう、頑張ろう』という感じでやっていました。ニュースを見たらちょっとびっくりしたというか。社会に出てから何かあったのかって」 21歳、保育士として歩み出したばかりの笹山容疑者。一方、保護者は事件との関連は不明としながらも、2024年春に園に起きたという異変について明かした。 「先生足りていないんだなっていうのが印象的だったんですよね。3月末にあったクラス担任発表の時に、今年辞任される先生合計10人ぐらい名前がずらずらってあがっていて。こんなに辞めるんだって思って」 「せっかくいろいろ担当してもらったけどね。さみしいなと」 「(辞めた人の代わりに)新しい先生がいるっていう感じがなかった。メンバー変わらず、抜けたままで」 この保護者らによれば、10人ほどの保育士が一気に園を辞め、人手不足を感じていたという。笹山容疑者は男の子にけがをさせたことは認めているものの、「殺すつもりはありませんでした」と容疑を一部否認している。 (「Mr.サンデー」6月9日放送より)
Mr.サンデー