県武道館で松山学院高の体育祭開催!冷房完備で熱中症対策
南海放送
きょうの松山は、33.1℃の真夏日となったほか、県内一番気温が高くなった大洲では34.8℃と猛暑日目前になるなど平年を上回る気温となりました。 そんな中… 生徒: 「涼しいです!(競技が)やりやすい!」 「日差しが直接当たらなかったりとか水分補給とか熱中症対策を学校側がしてくれている」 県武道館で開催されたのは、松山学院高校の体育祭「マツガク祭」です。 選手宣誓 藤本美咲さん(3年): 「最後まで“全力青春”、一生懸命戦い抜くことをここに誓います!」 保健体育科 忽那幹太教諭: 「熱中症がゼロのマツガク祭を目指しています!」 3年前まで学校のグラウンドで行っていた体育祭では、毎年50人あまりの生徒が熱中症とみられる症状に。これを受け松山学院では、2年前から冷房設備のある県武道館で体育祭を行っています。 忽那教諭: 「1年目は『運動場の方がよかったのに』という声が運動会前はたくさんあったんですけど、終わった途端に『先生最高です!』と(変わった)。子どもたちの最大のイベントになっています」 熱中症対策は他にも!会場の熱気が高まってきたタイミングで… アナウンス: 「応援の皆さんは水分補給を忘れずにしてください」 放送部員が全校生徒に配られたスポーツドリンクなどで水分補給するよう、呼びかけます。 スポーツドリンクだけでなく全校生徒に配られたのは…あんパン!朝食をとらない生徒が増加していることから開会式直後に配られました。 部活動対抗リレーでは代表メンバーがバトンを繋ぎ、スタンドから声援がおくられます。 生徒たち: 「なんか青春っぽいなぁって思いました」 「やっぱり盛り上がりですかね」 「今年のマツガク祭、去年おととしより盛り上がっていますね。3年生なのでどんどん盛り上げていかないといけないので」 忽那教諭: 「われわれ教職員が“熱中症患者を出さない”ということを大前提として、気配り心配りをしながら子どもたちの思い出づくりに協力していきたいと思っています」