<杖と剣のウィストリア>「ダンまち」大森藤ノ原作マンガがテレビアニメ化 7月スタート 監督は吉原達矢 主人公声優に天崎滉平 関根明良も
人気ライトノベル「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)」で知られる大森藤ノさんが原作を手がけるファンタジーマンガ「杖と剣のウィストリア」がテレビアニメ化され、7月からTBS系全国28局ネットで放送されることが分かった。「チェンソーマン」のアクションディレクターを担当した吉原達矢さんが監督を務め、「クロスアンジュ 天使と竜の輪舞」などの小野早香さんがキャラクターデザイン・総作画監督、「ハイキュー!!」「僕のヒーローアカデミア」などの林ゆうきさんが音楽を担当する。アクタスとバンダイナムコピクチャーズが制作する。 【写真特集】「杖と剣のウィストリア」アニメ化! 「ダンまち」作者の話題作 迫力のビジュアル 一挙解禁
メインキャストも発表され、声優の天崎滉平さんが魔法が使えない落ちこぼれの主人公のウィル・セルフォルト、関根明良さんがウィルの幼なじみで“深窓の氷姫”と呼ばれるエルファリア・アルヴィス・セルフォルトをそれぞれ演じることが分かった。
「杖と剣のウィストリア」は、落ちこぼれの少年が剣で魔法に挑む学園ファンタジーマンガ。大森さんが原作、青井聖さんが作画を担当し、2020年12月から「別冊少年マガジン」(講談社)で連載中。魔法至上主義の世界を舞台に、魔法を全く使えない少年ウィルが魔法学院に入学し、周囲の冷たい視線にくじけそうになりながらも戦い抜く姿が描かれている。コミックスが第9巻まで発売されている。
大森さんは「『アニメ化決定!』まるで魔法の呪文のようです。体は炎のように熱くなって、心臓は風の音のように高鳴っています。つまりワクワクとドキドキです! スタッフやキャストの皆さん、プレッシャーもあるかと思いますが、どうか魔法の授業のように楽しんでください。そしてウィストリアという作品を見つけて、応援して、『アニメ化』という魔法をかけてくださったファンの皆様。本当にありがとうございます。杖と剣が交わる物語、どうか楽しみにしていてください!」と話している。
青井さんは「『杖と剣のウィストリア』祝!! アニメ化決定。監督はあの吉原達矢監督です。私は根っからのアニメ作画オタクでして常にかっこいい作画シーンを見て心と身体を奮い立たせているのですが……吉原監督は『Fate/apocrypha』の時に一目ぼれして追いかけているアニメーターさんの一人でした! なので最初に監督の欄にお名前拝見した時から喜びのあまり震えが止まりませんでした。そして作監さんや音楽家さん声優さんなど各方面、名だたる方々が参加してくださり素晴らしいウィストリアを作ってくださっております。大森先生も毎話レベルで書き下ろしのエピソードを追加してくださいました! アニメでめちゃくちゃ強化されたウィストリアをぜひお楽しみにお待ちください!」とコメントを寄せている。