19歳石井さやか、ジュニア時代からの好敵手・齋藤咲良を下して全日本タイトル獲得<10月11日の結果一覧>[全日本テニス選手権]【テニス】
第99回全日本テニス選手権本戦8日目
「三菱電機ビルソリューションズ 全日本テニス選手権99th」(東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/10月4~13日)の男子シングルス準々決勝と女子シングルス決勝、男子ダブルス準決勝、女子ダブルス決勝が10月11日に行われた。 【画像】「三菱電機ビルソリューションズ全日本テニス選手権99th」10月11日フォトギャラリー 今月4日に本戦がスタートした全日本選手権。本戦8日目となった11日は、男女シングルスと男女ダブルスの計8試合が行われた。 女子シングルス決勝は、第1シードの齋藤咲良(富士薬品)と第2シードの石井さやか(ユニバレオ)の対決。18歳の齋藤は世界ランク165位、19歳の石井も268位とともに世界トップへの道を着実に歩んでいる。ジュニアの頃から切磋琢磨してきた2人の対決。ITFジュニアでは2勝2敗の五分となっている。 第1セットでは石井が6-2で奪ったものの、準々決勝と準決勝で土壇場から勝ちを手にしてきた齋藤が第2セットは取り返す。一進一退の攻防が続いた最終セットでは、齋藤が4-2として勝利へ前進。だが、第7ゲームでのピンチをしのいだ石井が、息を吹き返して4ゲーム連取で全日本のタイトルを獲得した。 今年の全日本テニス選手権は男女シングルス各48ドロー、男女ダブルス各16ドローで行われている。 <10月11日の試合結果> 【男子シングルス準々決勝】 ○田口涼太郎(Team REC)[5] 6-4 7-5 ●白石光(SBCメディカルグループ)[1] ○今村昌倫(JCRファーマ)[4] 6-2 6-2 ●熊坂拓哉(イカイ)[6] ○磯村志(やすいそ庭球部)[3] 4-6 6-4 6-4 ●片山翔(伊予銀行)[8] ○伊藤竜馬(興洋海運) 6-4 6-3 ●松田龍樹(ノア・インドアステージ)[2] 【女子シングルス決勝】 ○石井さやか(ユニバレオ)[3] 6-2 3-6 6-4 ●齋藤咲良(富士薬品)[1] 【男子ダブルス準決勝】 ○柚木武(イカイ)/渡邉聖太(橋本総業ホールディングス)[1] 6-3 3-6 [10-8] ●今村昌倫(JCRファーマ)/市川泰誠(ノア・インドアステージ)[3] ○上杉海斗(江崎グリコ)/野口政勝(ONE DROP)7-6(4) 7-6(4) ●中川舜祐(伊予銀行)/楠原悠介(伊予銀行)[4] 【女子ダブルス決勝】 ○林恵里奈(セーレン)/森崎可南子(橋本総業ホールディングス) 5-7 6-2 [10-8] ●今村咲(EMシステムズ)/阿部宏美(EMシステムズ)[2] ※[ ]内数字はシード、Qは予選勝者、WCはワイルドカード
Tennis Classic 編集部